2012-08-04から1日間の記事一覧

「陋巷に在り」(1)〜(5) (酒見賢一著(H.8.4.1 新潮文庫)―謎の孔子像に迫ろうという奇想天外の物語だが、孔子にも迫れず、そもそも長すぎる

安冨歩の「生きるための論語」(ちくま新書:'12.4.10)を読んでいて、ふと酒見賢一の「陋巷に在り」を思い出した。かなり以前に読んだ記憶がある。ただ、最初は非常に面白かったのだが、読み進むうち、次第にオカルト的な側面に辟易して第7巻で読むのを止め…