2012-02-15から1日間の記事一覧

「俳句観賞450番勝負」(中村裕著、文春新書、07.7.20)は、面白うてやがて悲しき・・・

一読感じたのは、俳句は言葉では掬い上げられない世界を、言葉を用いて言葉の伝達機能を飛び超えた玄妙な働きで表現したものだ、ということである。となれば、勿論俳句を論理的な解説で捉え切ることはできない。俳句の解説を読んで、いつも隔靴掻痒の感を免…